音楽教室・ピアノ教室のチラシの作り方！レッスンの生徒募集をするためには？無料テンプレートや手作りのデザインでも問題ない？

今回は、ピアノ教室など音楽教室の集客にお困りの方に向けて、音楽教室の集客代行を行っており、かつ自身も都内でギター教室を運営している筆者(Stray Lamb Agent)の立場で、音楽教室・ピアノ教室のホームページ制作・作成のチラシ作りのポイントや集客のポイントについて徹底解説していきます！

またStray Lamb Agentでは、成果報酬制の音楽教室集客代行サービスを提供しております。

ご興味ある方はこの機会に無料相談を是非ご検討ください。

音楽教室/ピアノ教室のチラシ集客ロードマップ

チラシを作る際の手順は以下の通りです。

それぞれのステップでのポイントについて解説していきます。

チラシでの集客に限らず、音楽教室・ピアノ教室の集客方法の詳細について知りたい方は、「【2023年版】音楽教室(ピアノ教室)の集客方法/宣伝方法について徹底解説！」の記事をご覧ください。

①ターゲットを決める

まずは自分のレッスンがどのような顧客に購入されるのかを明確にし、どの層にアプローチするかを決定します。

次に、それぞれのターゲットが抱える具体的な悩みやニーズを深掘りします。

これにより、より効果的なチラシを作成し、高い反応率を狙います。

ターゲット	悩んでいることの例(なぜピアノを習わせたいのか？)
未経験者(子供：決定するのは保護者)	子供の情操教育に！教養として！
Jazzピアノを習いたい大人	ジャムセッションに参加したい！
音大受験を目指す中高生	合格したいので、自分が志望する大学出身の講師からレッスンを受けたい！

②ターゲットに合わせたチラシの作成

次にターゲットに合わせたチラシを作りましょう。

チラシ作りには下記2つが重要です。

売れる文章にする

チラシを作る前にまずは、どのような文章や画像を掲載するのか考えましょう。

集客を成功させるためには、ターゲットに「この講師の方にレッスンを頼みたい」と思わせる魅力的な文章を作ることが鍵となります。

チラシの文章を考える際、次のポイントを押さえましょう。

ここではピアノ教室向けにチラシを作った場合のセールライティング例についてご紹介しておきます。

セールスライティングの例
ピアノ教室

結果

ポイントは、「誰にどのような価値を提供できるサービスなのか」を伝えることです。

例：「優しく・楽しく指導！あなたの憧れの曲が弾けるように！」

結果のパート（メインビジュアル）は、顧客が最初に目にする部分です。画像とキャッチコピーを使い、ユーザーに提供できるベネフィット（価値）を明確に伝えましょう。

実証

ポイントは、「顧客にその価値を提供できる理由」を伝えることです。

例：「サービスの3つの強み」・「レッスンの様子」

結果のパートで価値を伝えた後、実証のパートでは「なぜその価値を提供できるのか」を論理的かつ簡潔に説明します。

安心

ポイントは「客観的な証拠」を伝えることです。

例：「生徒様の演奏動画」や「お客様の声・保護者様の声」

実証のパートではサービス提供側の説明に過ぎないため、客観性が欠けます。そこで、施工事例やお客様の声を掲載して、客観的な根拠を示します。

信頼

ポイントは「サービスに対する信頼を与える」ことです。

例：「代表者の顔写真付きの挨拶」や「講師演奏動画」・「受賞歴」

音楽教室選びの決め手は何といっても、講師の対応や相性です。

自身の情報を開示して、生徒様や保護者様に信頼感を与えましょう。

クロージング

ポイントは、顧客の不安を軽減することです。

例：「料金表」・「Q&A」

料金が不明確だったり、出張費が別途請求されるかなどの不安をできるだけ解消しましょう。

オファー

ポイントは、ホームページを見た顧客に促したい行動を伝えることです。

例：「無料見積」・「無料相談」など

最終的に顧客にどのような行動を取ってもらいたいかを明確に伝えます。

オファーはメインビジュアルの下やスマホ画面下に固定バナーとして設置すると、より効果的です。

チラシの場合はLINEなどのQRコードを設置しておきましょう。

引用：音アド – 音楽教室・ピアノ教室の集客方法

https://music-school-marketing.com/marketing/

こうした文章校正は、おおよそ集客に特化したホームページと同じでよいと考えています。

「ピアノ教室/音楽教室のホームページ制作に特化！HP作りのポイントを徹底解説」という記事に、集客に特化した文章校正について解説してます。興味がある方は一読してみてください。

デザインする

文章が決まれば、チラシのレイアウトやデザインを作っていくことになります。

デザインは業者に外注するという場合は、ここは読み飛ばして頂いて大丈夫です。

自身でデザインする方向け、チラシ作成に使えるツールを紹介しておきます。

自身でこうしたツールやデザインを活用して、チラシやバナーを作成する場合は、必ず各サイト、ツールの利用規約を確認し、著作権やライセンス違反にならないよう注意してください。

続いて、私がよく使うフリー素材サイトをご紹介いたします。

こうした、ツールや素材を活用しながらチラシを作成していきます。

また「手作りや無料テンプレートを使ったチラシでも、集客できるのか？」と不安に思う方も多いでしょうが、基本的に集客効果に最も寄与するのは、デザインよりも文章です。

そのため、前述の通り、ライティングを整えた上で、それをテンプレートに当てはめていく形でチラシを作れば、無料テンプレートや手づくりのチラシであっても集客効果を期待できるでしょう。

③ターゲットに合わせたチラシの配布

チラシが仕上がったら、ターゲットに合わせて配布を進めましょう。

配布方法	説明
ポスティング	チラシを直接郵便受けに投函します。
新聞折込チラシ	新聞に挟んでチラシを配布します。
生徒様紹介用	既存の生徒さんに友達を紹介してもらうための販促物として、チラシを活用する手法です。

音楽教室・ピアノ教室のチラシ集客に代わる集客方法

音楽教室・ピアノ教室の集客の中でまずは手を付ける方が多いチラシ集客ですが、改善や配布のコストを考えて、ホームページで集客したいと考える方も多いでしょう。

そんな方におすすめしたい集客方法は、LPとリスティング広告を活用した集客方法です。

こちらの集客方法をカンタンに説明すると、チラシのようなHPを作って、「〇〇市　ピアノ教室」というキーワードで検索しているユーザー(見込み客)に自身のHPを見せ、問い合わせを待つという集客方法になります。

こちらの集客方法については、下記の記事で詳しく解説しているため、是非気になる方は参考にしてみてください。

この集客方法をチラシ集客以前に行うと、反応の良かった文章や画像の傾向を定量的に把握することができます。

つまり、それらを用いてチラシを作ることで、チラシ集客においても高い集客効果を狙う戦略を取ることが可能になります。